ワーク①:絵心が無いと思ったら、まずは○■△から描いてみよう

すぐできるワーク

絵心がないって言うけど、絵心って何?

漫画を描いてみませんか?と聞くと、十中八九「私は絵心がないからなあ」という答えが返ってきます。

ところで、絵心とはなんでしょうか?

池袋にあるデッサンの教室「トライトーン・アートラボ」のWebサイトでは、写真を撮る際の「絵心」を例にあげながらこのように説明しています。

毎回毎回、必ず出来上がりのイメージがあること。

それをゴールとして、各工程(数値設定など)があること。

この「イメージを持つこと」が、「絵心がある」と思うと良いでしょう。

絵は写真ほどスピーディーに作成できないので、見落としがちになりますが、

やはり「こんな雰囲気にしたい」「モチーフのこんなところが面白い」など

描きたいことをイメージして、それに近づけていくように描いていく…。

それが、絵心がある絵を生み出すのです。

参考HP:トライトーン・アートラボ

つまり、絵を描くときも自分の頭の中にイメージがあるのです。

イメージがつかないなら、まずはシンプルな図形から

イメージが無いままに描き進めると何をイメージしていたのか分からないので、何を描いていたのか分からなくなると思います。

しかし、実物に似せて描こうにも、どのような線で描いていったら分かりませんよね。

そこで、シンプルな形から入ってみましょう。

①まずは、丸・四角・三角を描いてみてください。

例えば、保育関連のサイトをいくつか見てみると、◯・■・△から形を捉えてみようというワークが紹介されています。

どこでもアート まな美
配信課題のお試しページ!簡単な形からの発想画 |どこでもアート「まな美」では、幼稚園・保育園・認定こども園などの先生のための、造形指導講座&課題配信をおこなっております

ある程度視力のある方であれば、正確な丸、四角、三角が描けなくても、それぞれの形は視覚的に認識はできると思います。あるいは自分でなぞってみても良いかもしれません。

まずは線で自分なりに形を作るところが漫画のスタートです。

②次に目を描いてみます

丸、四角、三角を描いたら、その図形の中に、目を二つ描いてみてください。それでもうキャラが完成です。

③出来た顔にセリフを追加してみる

しゃべらせたいセリフを吹き出しで追加すれば、キャラが立ってきます。

まずは、簡単な図形を描いて、キャラを作ってみてください!

おまけで、設定を考えてみると面白いです。例えば、丸のキャラがただの丸なのか、おせんべいなのか、アイスクリームなのかでも、印象が変わってきます。

次回は、こちらの出来たキャラクターを短編動画にする方法をいくつか紹介します。

今回のワーク

  • 丸、四角、三角を描く
  • その中に目をつける
  • 最後にセリフを加える
  • (もしできたら)どんなキャラクターか設定を追記しておく

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あとがき

私はデッサン自体を体系的に学んだことはありませんが、漫画は描けています。

以前、楽しく絵を描くデッサン教室に見学に行った際、先生にこんなことを言われました。

「絵に味があるから、このままでも良い。デッサンが上手くなると良さがなくなる可能性もあるが、意識して味のある絵にすることもできる」

私は、今の良さを残したまま、自分なりに線を追求していった方がいいかもと思って、デッサンに通うのは一旦やめました。その代わり、似顔絵教室に半年ほど通いました。

その後、漫画を描いていくうちに徐々に絵は上手くなってきました。デッサンを学ぶ代わりに漫画を描きながら慣れていってもいいかなと思います。

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